ヒゲの医療脱毛でツルツルになるのは10回以上から?その理由は?

スキンケア初心者講座

こんにちは、サトウです。

この記事で分かること
  • 脱毛の種類と仕組み
  • 日本の永久脱毛とは
  • 脱毛に適したヒゲ、適さないヒゲ
  • ヒゲ脱毛に何回も通う理由

結論から言うと、ヒゲ脱毛は理論上10回で完了すると言えます。

しかしネットを見渡せば、10回でツルツルになった人がいる一方で、
20回でもまだ全然ジョリジョリで青髭が残っているという人も見かけますね。

僕はこれを見てふと、10回とか20回という数字に疑問を抱きました。
そして自分で脱毛を経験したり、
色々調べる中で分かったことがありました。
今回はそれを共有していきます。

脱毛の種類と仕組み

種類

脱毛の種類について知っている人は飛ばして下さい。

まず脱毛は、効果から考えると大きく分けて2つに分けられます。
それをさらに脱毛方法によって合計3種類に分けて考えています。
後で細かく説明するので、まずはざっくりと分類表で見てみましょう。

また生えてくる? 脱毛方法 特徴
生えてくる(一時的) 光脱毛 毛の生えている場所に光を照射して毛を作る組織を一時的に停止または弱らせる。
生えてこない(永久) レーザー脱毛 毛の生えている場所にレーザーを照射して毛を作る組織を破壊する。
ニードル脱毛 毛の隙間から細い針を刺して電気を流して毛を作る組織を破壊する

まず最初にまた生えてくるか、生えてこないかで分けられます。
いわゆる永久脱毛かどうかですね。

次に脱毛方法によって3種類に分けられます。
タイトルにある医療脱毛というのは永久脱毛のことを意味します

光脱毛の特徴

毛が生えている部分に光を照射して毛を作る組織を一時的に停止、
または毛を作る効率を低下させることによって毛が生えるのを遅らせます。
よって、また毛が生えてくる脱毛方法です

3つの脱毛方法の中で最も痛みが少ないです。
美容効果が期待できるのも特徴です。

また、メラニンに反応して脱毛する方式なので
白髪や産毛には効果があまりないとされています。

ちなみに施術するにあたって資格や医師免許は不要であり、
サロンと呼ばれるものは全て光脱毛です。

レーザー脱毛の特徴

毛が生えている部分にレーザーを照射して毛を作る組織を破壊します。
破壊された場所からは二度と生えてこない方法であり永久脱毛です

脱毛方法としては痛みは強い方です。
しかし、確実に脱毛効果を得るためには
ある程度「痛い」と感じるほどの出力が必要になります。

ちなみに痛みを感じにくくする薬を使えます。
光脱毛よりも肌への負担が大きく肌が数時間ほど荒れてしまうという欠点もあります。
施術後にしっかり保湿ケアをしないとより長い時間に渡り肌が荒れてしまうので注意が必要です。

また、光脱毛同様にメラニンに反応する脱毛方式なので
白髪や産毛には効果が低いです。

医療脱毛といわれる中でこの方法を選択している人が最も多いです。

医療行為なので医者による施術か、
医者の監督のもとで看護師が施術を行います。
美容クリニック、美容外科と名の付く医院は医療脱毛です。

ニードル脱毛の特徴

1本ずつ毛穴から細い針を差し込み電流を流すことで
毛の根本にある毛を作る組織を破壊します。
こちらも永久脱毛になります

ただし3つの方法の中で最も痛みが強いです。
こちらも痛みを感じにくくする薬、あるいは全く感じなくする麻酔があります。

こちらも永久脱毛なので医師または医師監督の元で看護師が施術を行います。

レーザー脱毛は平面で脱毛しますが、こちらは1本ずつ脱毛し、
1本あたりの価格で脱毛するので料金は高くなりがちです。

少数の毛を抜く眉毛のデザイン脱毛などには向いています。
また白髪や産毛にも効果が得やすいという唯一無二のメリットもあります。

そもそも永久脱毛とは

定義

ここでは永久脱毛について知ることができます。
永久脱毛とはそもそもどういう意味なのでしょうか?
実は脱毛したら100%二度と生えてこない、という意味ではありません
100%なんてものは100%ありません。

アメリカの電気脱毛協会では永久脱毛の定義は
「最終脱毛をしてから1ヶ月後の毛の再生率が20%以下」とされています。

逆に言えば、脱毛効果として最低80%は保証するけど
20%はまた生えてきても見逃してね、ということになります。
そういう条件のもとで脱毛を行うわけです。

アメリカの定義?
日本の永久脱毛はどうなの?

というと、実はこれといった定義はありません
概ね、認識としてはアメリカの考え方と同じなようです。

つまり、光脱毛でも医療脱毛でも、
どちらにせよ永久脱毛をしたからといって生えてくる可能性はあるということになります。
しかし、永久脱毛の方が圧倒的に生えてこない確率は高い、というお話しですね。

サロンと永久脱毛

サロン(光脱毛でも)でも
生えてこないっていう人もいるよ?

これなんです。
痛くないし、高くてもサロンで永久脱毛の方が肌荒れしなくて良いと思う方もいるかもしれません。

ですが本来、サロンでは永久脱毛の効果があってはいけないんですよ。

永久脱毛は医療行為であり、これはリスクを伴います。
具体例で考えてみましょう。

例えばあなたが階段で滑って落下して、
病院に行って手術を受けるとしましょう。

それは10針も縫う手術でした。
幸い大事に至らずに、術後の治りもよかったのであなたは満足です。

が、後で知らされたことで、実は手術をしたのが医師免許のない素人だったら???
別にその人はブラックジャックみたいに知名度がある凄腕というわけでもないのです。

めっちゃくちゃ怖くないですか。
僕は無理。絶対嫌。

サロンで永久脱毛が出来てしまう、というのは
これと同じことを言っているわけです。

永久脱毛に適したヒゲと適さないヒゲ

OKかNG

それでは次に永久脱毛に効果のあるヒゲ効果がほぼないヒゲについて解説していきます。

ヒゲには毛周期もうしゅうきといって
簡単に分けると成長初期、成長期、退行期、休止期の4つがあります。
毛を成長段階に分けて考えています。

毛周期

成長初期

名前の通り、毛が生え始めた初期段階のことです。

毛根には毛球もうきゅうという丸い部分があります。

上の画像の紫色の丸が毛球です。
毛球には栄養を供給する毛乳頭もうにゅうとうと毛を作る毛母もうぼ細胞があります。

成長初期の段階では、まだ毛は皮膚に出るか出ないかくらいまでしか成長していません。

脱毛効果は得られるのですが、あまり効果が高くないとされています。

成長期(成長後期)

成長初期を抜けて毛が皮膚からハッキリと出てきている状態です。
パッと見た時にちゃんと毛だと分かる状態です。

この段階が最も脱毛効果が得られやすいとされています。

退行期

毛は一定期間経つと退行期といって成長をやめて抜ける準備をし始めます。
この段階が退行期です。

毛球から毛が切り離されていき、あとは抜けるだけといった状態になります。
自然と毛が抜けてくる時期になります。

例えるなら、植物が根っこから離れていく状態です。
毛は栄養を出来ず、成長しなくなります。

この段階では脱毛効果がほぼなく、脱毛には適していません

休止期

最後の段階です。
毛が完全に抜けた後の状態になります。

脱毛の照射にはほぼ無反応となるため脱毛には適していません
1ヶ月ほどすると再び成長初期の段階へと進みます。

毛周期まとめ

これらの段階を繰り返すことによって
毛は古いものから新しいものへ次々に生まれ変わります。

一般的にヒゲの場合は成長期(成長初期を含む)が4ヶ月〜1年間ほどで、
退行期と休止期は合計で1ヶ月ほどとされています。
脱毛効果が高いのは成長期の段階です。

成長期の毛が生え始めるのは退行期+休止期が終わった後の1ヶ月後ですから、
成長期の毛に脱毛施術をするには最低でも1ヶ月は脱毛の間隔を空けた方がいいことになります。

とはいえしかし、全ての毛が同じ段階で同時に成長するわけではありません。

なので、成長期のヒゲが生えたら脱毛、待機、生えたら脱毛、待機という
繰り返しをしていく必要があるんですね。

ヒゲ脱毛が10回と言われる理由

10回

脱毛の仕組みが分かってきたところで、
次は脱毛してツルツルになるまで10回程度の施術が必要な理由を解説します。

先ほど述べたように脱毛では成長期の毛が重要です。

ヒゲにおいて、成長期の毛の割合は10%〜20%とされています。
例として、脱毛の最低効率と最大効率のモデルを考えてみましょう。

最低効率(成長期の毛が10%かつ80%の永久脱毛の場合)

永久脱毛の定義が80%以上の脱毛効果というのはお話しした通りです。

最低ラインで考えるとヒゲ全体に対して10%存在する成長段階の毛のうち、
80%が脱毛されると仮定して考えられます。

1回の施術では10%の80%が脱毛されるわけですから、
8%が脱毛出来たことになります。

つまり、毎回8%ずつ脱毛していくと、
脱毛率が100%を越えるには最低でも13回の脱毛が必要となります。

最大効率(成長期の毛が20%かつ100%の永久脱毛)

先ほどと同様に考えていきます。

今回は成長期の毛が20%存在し、これが施術ごとに毎回100%脱毛出来たとします。

この場合、毎回20%ずつ脱毛されるので、たった5回で100%の脱毛が完了します。
先ほどと比べるとだいぶ少ないですね。

10回の理由まとめ

脱毛の最低効率と最大効率についてお話ししました。
理論上は5回〜13回となりますね。

5回よりも少ない数でツルツルになったという方を見かけない限りは
この理論は正しそうです。

これを平均すると脱毛回数は9回となるので、概ね10回となります。

しかし、最大でも13回で脱毛が終わるなんて信じられないですよね。
口コミを見ると10回でも効果が得られていない人や、
20回通っていてもツルツルじゃない人もいます。

10回通う理由は分かりましたが、また別の疑問が湧いてきそうです笑

正しい脱毛方法をしていたとするなら、
原因は簡単にいうと体質、ということになります。

また、体質以外にも脱毛効果を下げてしまう原因は他にもあります。
少し長くなるので、脱毛の個人差に関する情報は別の記事でまとめます。

まとめ

検討

いかがだったでしょうか。
理論上は10回でヒゲ脱毛は完了するということが出来そうです。

ただし、もっと多くの回数が必要になる方もいる、という結論になります。
これは実際に僕がクリニックで受けた説明とほぼ同じになります。

ここまで詳しく数字をいじって解説はしてくれないですが、
個人差がありますよとは軽く説明される感じですね。

永久脱毛の定義については日本では定められていないので
10回通ってダメならもっと通ってくださいね、ということになります。

ちなみに2年間で脱毛通い放題プランを実施しているクリニックも存在しますが、
脱毛はどこのクリニックでも1ヶ月〜数ヶ月の期間を空けることが決められています。

2年間で脱毛に行ける回数を計算してみると2ヶ月間隔だと12回しか脱毛にいけない、
ということもあります。

1ヶ月間隔なら24回だ!と思うかもしれませんが、
脱毛がある程度進むと、生え揃うまで1ヶ月では短すぎるのです。

つまり1ヶ月に1回脱毛でいいのは初めのうちだけ。
結局、脱毛の間隔は「最低でも」1ヶ月、長ければ2ヶ月、3ヶ月ということになります。

脱毛効果が低い時に脱毛しても確かに仕方ないですしね。

クリニック選びの際にはそうしたサービスの内容をよくよく見極める必要がありそうです。
ちなみに、僕のオススメのクリニックは湘南美容です。

ということで、今回はここで終わりとなります。
皆さんも良い脱毛ライフをお送りください。

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スキンケアに失敗すると人生が台無しになります。

僕は大学生になるまで肌のことなんて気にしてませんでした。
洗顔もしたことがないレベル。スキンケアの知識がゼロでした。

そのせいで僕の顔は清潔感がなく、好きな人にフラれてしまいました。
なんとか努力してスキンケアを頑張りましたが、自己流で失敗し続け3年も無駄にしました。

自分の顔は一生汚いままで誰からも相手にされないと思い絶望していました。

しかし最後の最後に足掻いて1年かけてスキンケアに成功し、
コンプレックスを解消することが出来ました。

そこから少しずつ自分の外見に自信をつけ、
今では人生を思いっきり楽しむことが出来ています。
人前でめいっぱい笑えるようになりました。

僕の周りにも肌の悩みを持つ人は少なくなく、
僕の知識や経験を教えてあげたら感謝されました。

3年間スキンケアに失敗し続けた僕が
成功して自信をつけるまでの秘密は以下のリンクから読めます。
スキンケアってそんなに重要?→超重要だった件・・・

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